恵山古鎮

　　恵山古鎮は秦園街や、繍嶂街、上河塘、下河塘などの古街に囲まれて、ここでは江南呉地の文化を集中的に展示しています。現在まで古代の祠や遺跡計百余り所が比較的に完全な形で保存されていますが、唐の時代(西暦8世紀)から民国(1949年)にかけての約1200年の歴史を経験しました。

　　祠は江南の民家を主な建築形式にし、真白な壁と青い瓦で、年代は明、清や民国の各時代を主としています。留耕草堂、顧可久祠、王恩绶祠、陆宣公祠、杨藕芳祠が全国重点文化財保護機関に選ばれ、周濂渓祠(清)、薛中丞祠(清)、倪云林祠(清)、張文貞祠(1917年)が江蘇省文化財保護機関として評されました。

　　ここには恵山泥人形、錫繡、留青竹刻など多くの無形文化遺産項目が集まり、恵山油酥餅、古鎮朧豆腐など多様な伝统的な軽食は忘れられないであります。